Exhibition: Japan as seen by Siebold (ACROSS FUKUOKA, 7 - 12 Feb 2005)
場所:アクロス福岡2階交流ギャラリー(福岡市中央区天神) 期日:2005年2月8日〜13日10:00〜 18:00(13 日は16:00まで) 主催:九州大学附属図書館、福岡県立図書館 九州大学附属図書館と福岡県立図書館の相互協力協定を記念し、アクロス福岡にて「シーボルトがみた日本 『NIPPON』『日本植物誌』『日本動物誌』そして福岡の人々」を開催いたします。 江戸時代後期、出島のオランダ商館医師として来日したシーボルトは、鳴滝塾で西洋医学を教え、近代科学を移植しました。滞在中、博物学的な標本や資料を精力的に収集し、日本を西洋に紹介しました。今回は九州大学と福岡県立図書館が所蔵する初版本『NIPPON』(未製本)、『日本植物誌』『日本動物誌』の図版等を展示し、シーボルトと福岡の関わりを紹介します。 今回の展示会は、昨年5月に九州大学附属図書館にて開催し、みなさまにご好評いただいた「シーボルトが観た日本」を拡大・充実させた展示会です。スペースの都合上、数多く展示できなかった『NIPPON』の図版を約160枚展示し、さらに『日本植物誌』『日本動物誌』の図版も紹介します。また、シーボルトにも大きな影響を及ぼした鎖国論の父ケンペル(1651~1716)に関する資料を合わせて展示することにより、近世ヨーロッパの日本研究の出発点にも光をあて、シーボルトの功績の背景をよりわかりやすく示します。 会場(写真をクリックすると拡大表示されます) 内容I 展示会開催にあたって
II シーボルト『NIPPON』図版展 約200枚 パネル展示
III シーボルトと福岡
IV シーボルトの医学
V シーボルト周辺の人々
VI 「NIPPON」に関連する参考資料
特別講演ヴォルフガング・ミヒェル「シーボルトの日本観 日本のシーボルト観」 日時 2005年2月12日 場所 アクロス福岡 シーボルトは一人の研究者として日本の社会・歴史・自然等あらゆる分野にわらる総合的研究を行った最後の代表的ヨーロッパ人です。本講演はシーボルト以前の日本研究を踏まえ、シーボルトの日本観の形成とその特徴、またヨーロッパと日本におけるシーボルト像誕生を追及しました。 新聞記事
福岡アクロスのチラシアクロス福岡展示会報告(山口良子著)『九州大学附属図書館研究開発室年報』(Kyushu University Library, Research and Development Division Annual Report)、2005年6月- |