W. Michel: Zu den im 17. Jahrhundert durch die Dejima-Chirurgen ausgestellten Ausbildungszeugnissen. [On the Surgical Licenses provided by 17th-Century Dejima-Surgeons]. Studies in Languages and Cultures (Faculty of Languages and Cultures, Kyushu University), No. 19 (2003), pp. 138-155. 『言文論究』19号(2003年)、137〜155頁。

W・ミヒェル

17世紀の出島蘭館医が交付した阿蘭陀外科免許状について(要約)


いわゆるカスパル流外科の誕生後、1650年代から約30年間オランダ東インド会社の外科医が日本人「弟子」に外科免許状を交付していた時期がある。このような免許状は蘭方医としての経歴上、有用なものとされていたようであり、初期紅毛流外科の医学的・社会的受容を示す重要な史料である。本稿ではオランダ東インド会社の新しい史料に基づいてその免許状交付に至る歴史的展開を追究した上で、現存の免許状及び出島商館の阿蘭陀通詞が付録として作成した和文を比較・分析している。また、現存する五通のうち、これまでその背景が明らかにされていなかった一通の免許状の取得者太田黒玄淡の生涯を解明する。

 

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