ヴォルフガング・ミヒェル「江戸期の日本におけるものの収集について」
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- ヴォルフガング・ミヒェル「江戸期の日本におけるものの収集について」ヨーゼフ・クライナー編『小シーボルトと日本の考古・民族学の黎明』、247〜265頁。
330頁・7000円 ISBN978-4-88621-546-8 C3021
(Wolfgang Michel: Collecting Things in Edo Period Japan. In: Josef Kreiner (ed.): Henry Siebold and the Rise of Ethnology and Archeology in Japan. Tokyo: Doseisha, January 2011.)
- 同成社の案内
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ヨーゼフ・クライナー編『小シーボルトと日本の考古・民族学の黎明』
シーボルトの息子ヘンリーは明治初期の日本で外交官として勤める傍ら考古・民族学の成立に寄与した。彼の事績をひもとき、西欧との関わりのなかで学問の発展を捉え直す。
目次
- 第1部 小シーボルトの生涯と業績
- • もう1人のシーボルト
- • 小シーボルト資料集成 [ヨーゼフ・クライナー]
- • ブランデンシュタイン家資料に見られる小シーボルトの日本での活動 [宮坂正英]
- • 小シーボルトと日本考古学の黎明期 [小倉淳一]
- 第2部 日本の民族学的研究
- • 自然人類学が解明する日本人の起源 [篠田謙一]
- • 小シーボルト以後の日本民族学・文化人類学の展開 [ヨーゼフ・クライナー]
- • ヴィーンにおける日本の民族学的研究 [住谷一彦]
- • 文化人類学者による日本考察 [ハンス・ディター・オイルシュレーガー]
- • アンドレ・ルロワ=グーランと日本 [ジョゼフ・キブルツ]
- • ヴィーン大学の事例にみる日本学の「ヴィジュアル・ターン」 [セップ・リンハルト]
- 第3部 日本研究と日本コレクション
- • あるコレクションの一生 [ヨハネス・ヴィーニンガー]
- • ピーボディー・エセックス博物館の日本コレクション形成 [小林淳一]
- • ヨーロッパにおけるアイヌ民族コレクション [ハンス・ディター・オイルシュレーガー]
- • 江戸期の日本におけるものの収集について [ヴォルフガング・ミヒェル]
- • 在欧州能楽面の研究 [西野春雄]
- • 子爵澁澤敬三のアチック・ミューゼアム [近藤雅樹]

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