江戸のモノづくり国際シンポジウムin木祖村

Inventions in the Edo Period - International Symposium in Kisomura (27 Aug 2005)


日時:2005年8月27日
場所:長野県木祖村民センター

プログラム

中山道藪原宿は、京都から数えても、江戸から数えても35番目の宿場であり、文化東西文化の接点であった。また木曽川源流の村であり、難所といわれた鳥居峠をひかえた村として、江戸時代から木櫛の産地として知られていた。そんななかで医を業とする家が5軒もあり、短歌や俳諧も盛んであった。東西文化の刺激を受けながら、京都や江戸に出て医学の修行に励み、一方では木曽代官山村氏の影響も受け、中央の文化人と交流し、木曽谷の文化の拠点をなしていた。
信州プロジェクトのチームが、平成14年、野中史料館、15年、宮川史料館の調査を経て、似後、地元の研究者が逐次、医療・医薬の諸資料や木櫛に関する調査研究を重ねてきた。今回その成果を「中山道どまんなか藪原宿・人と薬と、東西文化の中心に残されたモノの謎を探る」をテーマとして、九州大学教授ヴォルフガング・ミヒェル氏の「モノの収集と製造―地方における近代化について―」の基調講演をもとに、文化の背景や、薬箱の中身、資料保存展示の経緯などについて、中学生を含めた約100名の参加者とともに車座でディスカッションをした。
ゲストパネラーに鈴木一義氏(国立科学博物館)、遠藤次郎氏(東京理科大学)、中村輝子氏(同)、佐藤賢一氏(電気通信大学)、野中杏一郎氏(民蘇堂野中眼科)、澤頭修治氏(木祖村教育委員会)を招聘した。
併せて、一般村民と小中学生の「ふるさと再確認」として、江戸時代の文化を伝える資料の特別展と村内の医療・医薬を中心とした史料館めぐりを行ない、成果を収めることができた。




 「モノの収集と製造 - 地方における近代化について (基調講演)」

W・ミヒェル
  1. 序言
  2. 地方という概念の諸相
  3. 近代化の特異性と普遍性
  4. 日本の街道の魅力
  5. 好奇心と学習
  6. モノの収集と披露
  7. モノづくりの東西
  8. 日本における地方の貢献

参考資料




 木祖村に残る江戸・明治時代初期の薬箱が伝えること(演題)

中村輝子(東京理科大学薬学部)、遠藤次郎(東京理科大学薬学部)、W.ミヒェル(九州大学大学院言語文化研究院)

参考資料

 江戸時代の薬袋に書かれた暗号のような薬の名前 一字薬名について?(演題)

遠藤次郎(東京理科大学薬学部)、中村輝子(東京理科大学薬学部)、W.ミヒェル(九州大学大学院言語文化研究院)

参考資料

 スナップ写真

 

 

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