ヴォルフガング・ミヒェル

Willem ten Rhijne und die japanische Medizin (I)


[ウィレム・テン・ライネと日本の医学(1)]。『独仏文学研究』第39号、75 - 125頁、1989年。

幕府からそのような要望があると思い込んでいた東インド会社はオランダ出身の医学博士ウィレム・テン・ライネを1674年長崎へ派遣した。バタビアでお灸を研究していた牧師ブショフ及び東インドにおける薬草などを調査していたドイツ人医師クレイエルの影響を受けたテン・ライネは日本滞在中積極的に日本の医学について調べ、その成果を1682年刊行の著書に取り入れる。筆者は、「関節炎論」を中心にテン・ライネから見たの日本医学及び医学思想について論じている。

  • テン・ライネの生涯、
  • 日本におけるテン・ライネの活動、
  • テン・ライネ著の「関節炎論」、
  • オランダの医師ステフェン・ブランカルトにより再編集された「関節炎論」の全文(注釈付き)
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