Yomiuri-Shinbun, 11.5.1998, Evening edition,
読売新聞、1998年5月11日(月曜日)夕刊


西洋の医学書眠っていた
16ー18世紀の150冊 九州大学図書館で公開


九大言語文化部のドイツ人、ヴォルワガングミヒル教授(比較言語文化論)が昨年初繋i研究用文献を探すため、付属図書館とは別の保存図書館の書庫に入り、保存されているのに気づいた。

その後、数回にわたって書庫内を調査し、ドイツ、イタリア、オランダなどの書籍計約150冊を確認した。この中には、1500年代中期に刊行され、ヨーロツパで珍しいと言われる書籍も含まれている。

展示されたのは、近世外科学の源となったランスの名医、パレーの「大外科学全集」(1582年)など重要な竃、「解体新讐」など、付属図書館医学分館や医学部解剖学教室で所蔵している日本の古文書も含め、計約100冊を紹介している。展示は17日まで午前10時から午後4時まで公開。入場無科。


11日、九大付日図,聾で「東西の古医暫に見られる身体」展として展示が始まった。

 

 

TOPTOP
inserted by FC2 system